子育て・保育

慣らし保育がスムーズにいくコツは?【とある男性保育士の考え】

慣らし保育がスムーズにいくコツは?【とある男性保育士の考え】

内野こうたです。

保育士歴10年以上、家庭でも子育て中です。

Twitterとラジオで、以下の発信をしました。

#185 慣らし保育、順調ですか? - 保育と子育てのヒント.fm | stand.fm
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少しずつ新しい保育園に慣れていくための入り口、いわゆる『慣らし保育』について考えをまとめていきます。

保育園によっては、最初は1時間、最初は2時間など、基準は様々ですが共通した内容になります。

慣らし保育がスムーズにいくコツは?

慣らし保育がスムーズにいくコツは?

これから『慣らし保育』を始めるお子さん、これから始めるお子さん、それぞれいらっしゃるかと思います。

既に始められているお子さん、表情や様子はいかがですか?

ニコニコ笑顔を見せながら登園していますか?

それとも、不安そうな表情、緊張したような表情見せていますか?

どれも、ありのままの姿ですね。

『慣らし保育』が上手くコツは、一言でまとめるとそういった子どもの姿を【ありのまま受け止めること】だと思います。

楽しいときもあれば、そうでないときもある。

毎日通い始めると、必ずしも【毎日楽しいとは限りません】

楽しかったときの話も受け止める、嫌なこと・悲しいことがあったときも同様に受け止める。

ここから【安心感】が生まれてきます。

子どもにとって「分かってもらえた」と感じることは、心の安定につながっていきます。

もし「順調に進んでないのかな…」と思うことがあれば、シンプルに担任の先生に相談です。

慣らし保育中の『親』の姿はどうか?

慣らし保育中の『親』の姿はどうか?

子ども自身は、自分のペースで新しい環境にも少しずつ適応していきます。

一方で『親』である自分の表情、心の動きはどうでしょうか?

朝、登園したとき、お子さんを預けながら不安そうな表情を浮かべていませんか?

泣いている我が子を見て「かわいそう…」と思っていませんか?

どれも素直な感情なので、良いも悪いもありません。

しかし、それを【表に出さない努力】はした方が良いのではと考えています。

子どもは、そばにいる大人の影響を強く受けます。

言葉遣い一つにしても、まずは一番身近にいる親から吸収していきますよね。

例えば朝、保育園に着いたときに、子どもが不安そうな表情を浮かべている。

それにつられて親も不安そうな表情を浮かべていては、子どもの『不安』な気持ちがどんどん大きくなっていきます。

親自身が『不安』に思うのは、自然なモノなので感情そのものに問題があるわけではありませんが、それを『目に見えるカタチ』で表に出すのは、マイナス要素につながります。

不安な感情を抱きつつも、笑顔で送り出す。

泣いているからといって、いつまでもその場に居続けるのもあまり良いとは言えません。

ススっと去りましょう。

親自身も『慣らし保育に慣れる』ことが大切です。

お迎えに行ったときは、会話やスキンシップ、たくさんしてあげると前述の『安心感』が大きくなります。

それを毎日、積み上げていきましょう。

お子さんによっては、慣らし保育が終わるまでの日数が異なりますが、いずれも共通して『いつか必ず終わる』ものです。

仕事との兼ね合いで、なかなかゆっくり慣らし保育を行なうことができない場合もあると思いますが、1日1日を大切に過ごしていけば問題ないはずです。

お子さんの様子、親の感情、仕事との兼ね合い…一番の正解を導き出すことは難しいですが、とにかく良いバランスが取れることを願っています。

「楽しかった?」と聞くのは、場合によってはNG

「楽しかった?」と聞くのは、場合によってはNG

ここからは少し余談です。

お迎えに行ったとき、家に帰ってきたとき、子どもに「楽しかった?」と聞くシーンがあると思います。

この「楽しかった?」という言葉。

【時にNGワード】だと考えています。

「楽しかった?」に対する答えは

・楽しかった
・楽しくなかった

この2択になりやすく、答えが限定されます。

故に「保育園は楽しいモノ」「毎日は楽しくなければならない」という概念を押し付けてしまう可能性があります。

あくまで可能性です。この質問が悪いという話ではなく。

仮に嫌なこと、悲しいことがあったときに「楽しかった?」と聞かれたとしたら、気持ち的にどうでしょうか。

なので、ベターな尋ね方は「どうだった?」「何をした?」といった【答えが限定されない】ものにしてみます。

もちろん、超笑顔なときもあるでしょう。

そのときに「楽しかった?」と聞くのは、自然なことですよね。

ここで考えておきたいことは【思考停止で定型文の「楽しかった?」】になっていないかということです。

年齢を重ねていくと、時に素直に言い出せないことが増えてきます。

そのときに言いやすい雰囲気を作るのは、大人の役目です。

今、目の前にいる子どもにかける言葉は、どれが最適なのか…考えていくと、選択肢がたくさんあることに気付くはずです。