2011年からライブ活動をしています。
2009年から2、3年ほどボイストレーニングを受けていました。
ボイストレーニングを受けていた頃は、いわゆる『カラオケ大会』にバンバン出まくってステージで歌う経験を積む日々でした。
カラオケ喫茶であったり、ホールであったり、場所は様々です。
そのときは特に賞らしい賞は獲れなかったのですが、アニメソングを中心としたライブ活動を始めてからは一変。
2011年の大晦日に行われた『スペースワールド アニソンコンテスト2011』ではグランプリを獲得。
2015年の『わっしょい百万夏まつり』内で行われた『北九州アニソンコンテスト2015』では最優秀賞を獲得しました。
アニメソングが好き、歌が好き、音楽が好き。
突き詰めると『歌が上手くなりたい』『ステージで歌いたい』『ライブをしてみたい』という方もいるかと思います。
あくまで【感覚的な部分】が多くなるかと思いますが、僕の経験や試行錯誤してみたことをお話ししてみようと思います。
歌が上手くなりたい、コツを掴みたい
「俺、ちょっと歌うまいんじゃね?」みたいな感じで、ボイストレーニングを受け始めた頃が懐かしいです。
当時の師匠に「お前、下手くそやな!」とここまでストレートではありませんが、ボコボコにされた記憶があります (笑)
そこから数ヶ月は『そもそもなぜ人は声が出るのか?』『声帯って何なのか?』みたいな話から始まり、ひたすら発声、発声、発声。
やっと歌を教えてもらえると思ったら、ただ1曲だけをひたすら反復練習。
「逆立ちしても、いつも通り歌えるくらい練習をしろ」と言われました。
こんな感じだったので、教室に通っている間にしっかり練習したのは、2曲だけでした。
おかげでこの2曲に関しては、どんなときでも比較的安定感をもって歌うことができるようになりました。
逆立ちして歌うのは無理でした。
自分の歌を、他人の歌のように聴く
とにかくボイストレーニングの中でやっていたのが、録音 → 聴く → アドバイスの繰り返しでした。
初めて自分の歌声を録音して聴いたときの違和感、言葉は良くないですが気持ち悪かったのを覚えています。
え、自分ってこんな声なの?
そこの違和感は慣れてくれば解消されるので、割とどうでも良いのですが…大切なのは、自分の歌をまるで他人の歌かのように【客観的】に聴くこと。
そもそも歌う目的は何ですか?
1人カラオケで、ストレス解消を目的に、気持ち良く歌うだけならこの必要はないと思います。
カラオケ大会にしても、ライブにしても、誰かに聴いてもらいますよね。
だからこそ、この客観的に自分の歌を聴いてみるのが大事なんです。
「あ、ここの音程ハズレてる」「歌に表情がないな…」と自分で聴いて違和感があるものを、聞いてくれる人、お客さんに聴かせる訳にはいきません。
歌っていて『自分だけが気持ちいい』から『聴いてくれる人が気持ち良い』に変えていかなければなりません。
じゃあ、僕が自分の歌を録音しても違和感なく聴くことができて、ステージで歌っているのかと聞かれたら…そうではありません。
課題や改善点をクリアしたかと思えば、また新たなポイントが現れて、それを潰して…といつまでも発展途上です。
僕の実践例
僕はちょろっとピアノが弾ける程度で、音符はすぐ読めます的な感じではありません。
音符をたどりながら練習するのが最適だとは思いますが、歌詞カードを準備するだけでも十分なスキルアップが可能です。
歌を録音したら、録音した歌を聴きながら、気付いたことを歌詞カードにメモ。
赤ペンは音程が安定していないところ、緑ペンは表現部分を、カバー曲であれば青ペンでオリジナルアーティストがやっていることを色分けして書いていました。
というか、今もしています。
不思議なモノで、次の日とか、何日か空けて聴くとまた違う気付きがあります。
これの繰り返し。
行き詰まったら、他の人に歌を聞いてもらったり、1日レッスンみたいなボイストレーニング受けたりしています。
地道ですけど『反復練習と継続』上達にはこれが近道です。
ちなみに録音は、iPhoneのボイスメモみたいな機能で、最初は十分です。
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