子育て・保育

子どもの乱れた生活リズムの直し方【まずは大人から】

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子どもの乱れた生活リズムの直し方【まずは大人から】

保育士歴10年以上、家庭でも子育て中です。

「子どもが夜、寝てくれないんです」
「食事中に遊び始めて、時間が長くなってしまいます」

こういったお悩みを聞くことが、よくあります。

というか、僕も家庭でたびたび考えることがありました。

『生活リズム』の整え方は『これをすれば、一発で改善できる』というものはなく、少しずつ【軌道修正】していくようなカタチで進めていく意識を持つと、良いかも知れません。

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子どもの乱れた生活リズムの直し方

子どもの乱れた生活リズムの直し方

僕が考える、生活リズムの整え方・乱れの直し方は以下の2つです。

・環境を整える
・『大人』の生活リズムを見直す

1つずつ解説します。

環境を整える

例えば、食事の場面。

食事に集中できる環境といえば『テレビを消す』『視界におもちゃが入らない向きに座る』などが挙げられます。

【集中しやすい環境】を作り出すのがポイントです。

続いて、夜の睡眠の場面。

睡眠の時間が近付いてきたら、室内の照明を『暗くする』『暖色にする』など、落ち着いた雰囲気を作り出すと、リズムを整えるアシストが出来ます。

言葉で「○○しようね」と伝えるよりは、こうして周りの環境を整えた方が、生活リズムを整える近道になることがあります。

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『大人』の生活リズムを見直す

子どもは親と共に生活しているので、ここは思っている以上に重要です。

まず、自分自身が規則正しい生活ができているか、振り返ってみましょう。

食生活、睡眠リズム、後片付けなど…1日を通しての行動を、1つずつ振り返ってみると発見があるかも知れません。

良くも悪くも、子どもは親の姿を見て成長していきます。

言葉では表さなくても、親の姿を見て「こうしていいんだ」という意識が刷り込まれていきます。

職場や学校でも似たような経験、ありませんか?

「あの人がしてるから、やってもいいか」

子どもの原因を探るよりも、まずは自分を客観的に感じてみて、必要があれば改善していきましょう。

同じリズムを繰り返す

同じリズムを繰り返す

冒頭でこのような1文を書きました。

『生活リズム』の整え方は『これをすれば、一発で改善できる』というものはなく、少しずつ【軌道修正】していくようなカタチで進めていく意識を持つと、良いかも知れません。

ここまで挙げたことを実践して、すぐに改善ができるということはありません。

1週間、1ヶ月、半年…内容によって、掛かる時間はそれぞれです。

根気強く『同じリズム』で繰り返していきましょう。

【習慣化】するには、どうしても時間が掛かります。

明らかに的外れなことをしていない限り、大丈夫です。

また、人によってハマる方法、ハマらない方法というものも確実に存在します。

どの家庭も、働き方や1人ひとりの体質など、そもそも環境が違うのです。

なので『これをやれば、絶対に大丈夫』なんてモノは、存在しません。

もし行き詰ったときは、周りの人に尋ねてみても良いかも知れませんね。

たくさんの事例を聞いていると『ヒント』が見えてくる場合があります。

「生活リズムを改善したい!」と思っているなら、今日がその【1日目】です。

出来る範囲のモノからで構いません。

まずは出来ることから、取り組んでみましょう。