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SASSEN(サッセン)の公式ルール【2020年度版】

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SASSEN(サッセン)の公式ルール【2020年度版】

北九州市発祥の生涯スポーツ『SASSEN(サッセン)』

誰でも、どこでも、気軽に楽しめることが最大の持ち味ではありますが、公式の試合となるとスポーツなので『ルール』があります。

このスポーツは『専用のアプリ』連動のもと『SASSEN刀』を用いて試合を行ないます。

『アプリ』といえば、アップデートが付きもの。

『SASSEN刀』もセンサーが付いた機械なので、日々改善に取り組まれています。

つまり『アプリ』と『SASSEN刀』がパワーアップするごとに『ルール』もちょっとずつ変化。

今回は『JSA公認インストラクター』しても活動する僕が、公式ルール【2020年度版】を紹介・解説していきます。

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SASSEN(サッセン)の公式ルール【2020年度版】

まずは、分かりやすいところでザックリ3つ。

・試合時間は60秒

・5回まで攻撃可能

・2本先取

そのままですけど、1つずつ解説と実際にやってみての個人的な見解を書きます。

試合時間は60秒

60秒の間に2本先取を競います。

時間が止まるタイミングもありまして、どちらかの攻撃がヒットしたときのみ、一時的に止まります。時間もそのまま続きから再開です。

(その他、主審が必要に応じて止める場合もあります)

既に練習試合も公式試合も経験している僕が感じることは「60秒って意外と長いんだな」ということ。

1秒がすごく長く感じます。

5回まで攻撃可能

これがSASSENの特に個性的なところではないでしょうか。

文字通り、5回までしかSASSEN刀を振ることができません。

5回スイングした場合、あとは相手の攻撃を避け続けるか、防御し続けるしかありません。

使い方も色々。

5回の攻撃を大事に使うのはもちろん、1回を犠牲(フェイント)にして攻撃するという方法も可能。

反対に避けることに徹して、先に相手の攻撃可能な回数を削るという戦術もあります。

自分と相手の攻撃した回数を頭で考えながら、試合の進め方を考えていくと有利に進められるかも知れません。

ちなみに最初の頃の僕は、そんなこと考えている余裕はありませんでした (笑)

あなたはこの5回、どのように使い分けますか?

2本先取

そのままですが、気を付けておきたいことが1点。

それは、5回の攻撃で2本取る必要があるということです。

となると、1本目と2本目で攻撃の配分を変えるというのも重要になってきます。

例えば、4回の攻撃をかけて1本目を取ると、2本目は残りたった1回で取らなければいけません。

他にも1本が発生する場合があり、それはフィールドの外に出てしまった、いわゆる『場外』の場合は相手に1本が入ります。

その他のルール、禁止・反則事項

・フィールドは、5m×5mの正方形になります

・お互いの攻撃が同時にヒットする、鍔迫り合いの場合はポイントが入らず、そのまま試合続行となります

・時間切れになった場合は、本数が多い方が勝ち

・同点の場合は、引き続き『サドンデス』というカタチで行ないます

・頭部への攻撃は、1本となりません

・故意に相手を攻撃する行為、SASSEN刀を相手に投げること、そのほか主審が危険とみなす行為は禁止

・相手に怪我を負わせる可能性がある行為は状況をみて禁止、相手に1本もしくは失格となります

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動画と解説

こちらが実際の試合の様子です。

SASSEN刀自体はヒットしているのですが、センサーにヒットしていません。

なので両者ポイントにならず、攻撃可能な回数だけがどんどん減っています。

1回目のヒットは頭部のため無効。

2回目のヒットは有効で、この時点でお互いの攻撃可能な回数はゼロ。

よってスコアは1対0で両者2ポイントには達していませんが、この時点で試合終了となります。

センサーにピンポイントで当てないと得点にならないため、SASSEN刀の向きを考えたり、センサーの位置を把握したりする必要があることを、再認識できる1戦でした。

構えや戦術は、新しいスタイルが出続ける

もう1試合、ご覧ください。

これ以上ないくらい、構えが低いですね。

このように、SASSENには『決まった型・構え』というのが存在しないので『自分に合った構え』『自分に合った戦術』が大切になってきます。

体験会やイベント、公式試合も全国にじわりじわりと広まってきました。

最新情報は公式サイト、公式Twitterなどで発信されていますので、気になる方はぜひチェックしてみてくださいね。

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