保育士を10年以上しながら、ブログも始めました。
保育士は日常的に『書く』行為が多いですが、ブログは『書く』そのもの。
お互い利点があるなと感じてきたので、今回はそのことに触れていきたいと思います。
保育士とブログは相性が良い【日誌や指導案の書き方に活かせます】
そもそも僕がなぜブログを書いているのか、答えはシンプルです。
「人の役に立つ情報を発信したいから」
もっと細かく言うと、
「子育てに悩んでいる人、保育を学びたい人の、ヒントが見つかる場が作りたいから」
です。本題に入ります。
僕が考える『相性が良い』ポイントは以下の3つです。
- 書く量が増えて、上達する(経験値が増える)
- 『客観的』に書くことが身に付く
- 適度なプレッシャーが掛かるので、学びの機会が増える
順番に解説していきます。
書く『量』が増えて、上達する
おいおい、仕事でも家でも書き続けるのかよ…と思った方もいるかも知れません。
が、単純に上記に書いた『目的』があるので、僕は書いています。
どんなジャンルでもそうなのですが、よく『質より量』か『量より質』か、という議論を見かけます。
正直、どちらも大切だとは思いますが、どちらかと聞かれたら『量』と答えます。
理由は何よりも『慣れ』が大切だからと感じるからです。
書くことに関しては、やはり経験を積まないと気付けないことが多いです。
日誌では、戸外あそび、室内あそび、その他では生活面…と様々なシチュエーションで書きますよね。
それにプラスして、他の先生が実際に書いた日誌、保育雑誌や資料も見ることもあります。
どんどん経験を積んでバリエーションが増えれば「今日なに書こう…」ということが、確実に減っていきます。
時には大変でしんどいと感じる作業ですが、スキルがない内はどんな仕事でも最初はそんなもんです。
まずはちょっとずつ、書いてみましょう。
共通点は『客観的』に書くということ
どちらも『日記』ではないので、必ず『他人』の目に触れます。
もしかしたら『日誌』では、先輩や上司からこんな指導を受けたことがある方もいるかも知れません。
「誰が見ても、状況が分かる内容を書きなさい」
これって非常に大切なことで、自分が分かっていても、他の人が見たときに分からなかったとしたら、それは『記録』としては弱いことになってしまいます。
キーワードは『客観的』に書くということ。
『いつ』『どこで』『誰が』『何をしたか』などを【具体的】に書くと、イメージしやすくなります。
もちろん、読み手によって受け取り方は様々なのですが…例えばです。
「友だち数名で遊んでいた」
という記述があったとします。
ここであいまいな表現になっているのは『数名』という単語。
「2、3人なの?」「5、6人なの?」と、ちょっと判断できないですね。
この表現を以下のように訂正します。
「友だち3名で遊んでいた」
たった1文字変えるだけで、誰が見ても『共通の理解』が得られるようになりました。
言葉って単純なようで、難しいですよね。
この辺りは、日常会話でも同じことが言えるなと思っていて、このポイントを意識するだけで自分が思っていることを、より正確に相手に伝えられると思います。
自分の書き方、伝え方を少しだけ振り返ってみてはいかがでしょうか。
適度なプレッシャーで学びの機会が増える
ここは完全に個人的な話です。
『仕事が休みの日は、ブログを1本書く』とルールを定めました。
本当はもっと頻繁にしたいとも思うのですが…色々なバランスを考えたときに、ちょうどしんどくなく楽しんでできるのかなと思い、このペースにしています。
ブログを書く以上『ネタ』が必要です。
ですが、わざわざネタを探しには出掛けませんし、調べません。しんどいので。
では、何をしたのかというと、ふとした目の前に出来事に対して『なぜ?』と考えるようにしました。
「なんで、こうなってるのかな?」
「なんで、こう思ったのかな?」
ただ、それだけなんです。そこからネタが湧いてくることがあります。
あとは最近、本を読むことが好きになりつつあるので…継続的に発信を続けていくためには、学びも必要不可欠。
『そうせざるを得ない状況』を作り出すことが、継続や習慣につなげやすいのかなと思います。
「今日から毎日、この時間になったらコレをやります!」なんていう、自分の固い意志なんて全くアテにしていません。続いた試しがないので (笑)
こういうことを考えながら、これからもマイペースに『継続』を目指していきます。
ちなみに、最近読んで良かったなと思う本は、以下の記事にまとめています。よかったらどうぞ。
コメント