仕事は保育士、家庭では子育てをしています。
どちらもそれなりの経験をしてきて、自分なりに気付くことがたくさんありました。これからもたくさんあることでしょう。
今までの経験と知識で、何か世の中の『親』の手助けはできないか…と思い、記事を書いてみることにしました。
『親』の役に立てれば、結果的に『子』の役にも立つ。
世の中の『親子』が毎日楽しく過ごせる手助けが、自分なりに出来ればいいなと思っています。
イライラを【自覚】しよう
「子どもが言うことを聞いてくれない」
よく聞くような、よく聞きそうなフレーズですね。
そして、そのフレーズとセットになりやすいのが『イライラ』や『ストレス』といったキーワード。
感情のままに、強い言葉や行動が出がちですが「あ、いま自分はイライラしているんだな」と、ちょっとだけ【客観的】に感じることができれば、少し冷静さを取り戻すことが出来ます。
イライラしたときほど、ちょっとだけで良いので自分で自分の姿や様子を感じてみましょう。
自然と湧き出る感情は、どうにもできない
そもそも、どうしてイライラするのか?
それは『自分の思い通りに事が進まない』からではないでしょうか。
そんな瞬時に出てくる感情は、自然と湧き出るモノなので自分ではどうすることも出来ません。
イライラやストレスは一概に悪いモノではなく、ある意味自然現象なのです。
「こんなことにイライラしてる自分、良くないな…」と思う必要はありません。
感じ方や考え方は、人それぞれ。
まずは、ありのままの自分を受け止めてみましょう。
冷静になると見えてくるモノ
イライラしている自分を【自覚】し【冷静さ】を取り戻したら次のステップです。
今度は目の前の出来事を検証してみましょう。
例えば、目の前にいる子どもにトイレに行くよう声を掛けたとします。(何かしらのおもちゃで遊んでいると仮定します)
しかし、聞いてくれません。
そのときに考えられるのは、
- あそびに夢中になっているかも
- キリの良いタイミングで声を掛けてみたらどうか
- そもそもトイレに誘うのが早すぎた
- 直前の出来事、やりとりはどうだったか
と状況やこれからの関わり方、様々なパターンが考えられますね。もちろんこれだけではなく、もっとあると思います。
それまでの流れとか背景とか、こちらから察することが出来るようになれば、もうストレスと上手に付き合えている証拠です。
とは言え、いきなり【自覚】するのはすぐには難しいです。
ある意味、訓練です。 毎日毎日、その都度その都度、心掛けるようにして、少しずつ身に付けていきましょう。
イライラやストレスを受け止めて、これからどうするか。
ここが一番大切です。
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