保育士は、保育園での保育はもちろんなのですが、いわゆる『研修』と呼ばれるモノに結構参加しています。
子どもたちにより質の高いモノを提供できるように、様々な分野の講師をお招きして、半日から1日かけて講義を受けます。
僕は『研修』が結構好きで、研修を受けたらそのまま本屋に行って、その講義で紹介された参考文献を買うこともありました。
前回の記事で『感情』について書いたので、その続きみたいな感じでお届けできればと思います。
子育てや保育に活かすことできれば幸いです。
感情の法則を知ろう
- 『感情は自然と湧き出るモノだから、どうすることもできない』
- 『大切なのは、これからどうするか』
という内容を書きました。今回は更に少し踏み込んで感情の『5つの法則』について紹介していきたいと思います。
『感情』は目に見えるモノではありませんし、人それぞれ感じ方、受け取り方も違います。
この『5つの法則』を知っておくだけで、自分の感情が予想以上に大きく動いたとき、心を落ち着かせる材料になるかも知れません。
感情の5つの法則
感情は放っておけば消えていく
思い出してみてください。
めちゃくちゃ嬉しかったこと、とても悲しかったこと…そんな経験ありませんか?
そのときの感情の『大きさ』は、いま現在も変わりませんか?
いわゆる『時間が解決してくれる』ものなのかなと思います。
凄く嬉しいことがあっても、凄く悲しいことがあっても、その感情は次第に小さくなっていった経験は、誰でもあるはずです。
感情は衝動を満たせば消失する
「お腹空いたな」と思っても、満足するまで食べれば『一時的』にその思いは消えますよね。
で、また時間が経つと「お腹空いたな」と、なると。
感情は慣れることでやわらぐ
『嬉しい』気持ちがずっと同じ大きさで続かないのと同じように、不快な感情も慣れれば少しずつ小さくなっていきます。
大切なのは感情を『受け止める』ことです。
感情は注意を向けると強くなる
気にしだすと、どんどん気になってきますよね。
特にマイナスな感情が気になりだしたときは、悪いことばかり考えてしまって、悪循環しかありません。
感情は豊かな体験が育む
様々な経験をしていくと、感情の『土台』が作られていきます。
これにはとにかくたくさんの『体験』『経験』が必要です。
部屋に閉じこもったままでは、不快な感情を受け入れる力が付きません。
これらを知って、どう活かしていくか
僕は1つ目の『放っておけば消えていく』を重点に置いています。
特に嫌なことがあると、気にしているつもりはなくてもずっと脳裏にへばりついているような感覚に陥ることがありました。
『感情は自然なモノだ』『放っておけば消えていく』というのを知っておくだけで、随分と心が楽になっています。
「この気持ちって、勝手に湧き出るものだしなぁ」「これが永遠に続くわけでもないしなぁ」みたいな捉え方です。
上記に書いた5つの法則の解説は、僕なりの解釈も含まれています。
ですので、読んでくださったあなたも、自分なりに活かせるように都合よく解釈しても良いのかなと思います (笑)
何かあったとき、抱え込まなくても大丈夫です。
コメント