子育て・保育

【いつから?】トイレトレーニングの始め方・進め方【家庭での体験談あり】

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トイレトレーニングの始め方・進め方【家庭での体験談あり】

僕自身、保育士経験10年以上、家庭でも子育て中です。

『トイレでおしっこが出来るようになる』

大きな成長の1つと捉えている方も多いのではないでしょうか。

ですが、その一方で「いつから始めたら良いか分からない」「進め方が分からない」という思いを持つ方もいるかと思います。

インターネット上には、様々な情報が溢れています。

僕なりの考えをまとめましたので、もしピンと来るようでしたら実践してみてください。

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トイレトレーニングの始め方・進め方

トイレトレーニングの始め方・進め方

始めるタイミングを大きく2点にまとめてみました。

年齢

始めるタイミングは『早くて1歳半』あたりを目安にしたら良いのかなと思います。

言葉や仕草による意思表示ができる段階になるので、例えば「トイレ行く?」の問いかけにも返答・応答することができます。

ここで気を付けたいのは【あくまで目安】ということ。

もし、友人のお子さんのことなどで、トイレトレーニングの進み具合を伝え合う機会があれば【決して比べない】ようにしておきたいところです。

「ウチの方が遅い」という意識付けが強くなりすぎると【焦り】が生まれてくる可能性が大きくなります。

『参考』にはしても『比べる』材料にはしない。子育てにおいて、これが大事になってくる場面は多いです。

オムツにおしっこをしている間隔

オムツにおしっこが出ていないか確認する際に『前回オムツを替えてから、どのくらいの時間が経っているか』を考えてみましょう。

個人差がある部分になりますが、おおよそ1~2時間、間隔があくようなら進め始めて良さそうです。

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『気が向いたとき』を狙い、褒める

『気が向いたとき』を狙い、褒める

トイレトレーニング以外のことでも同じことが言えるのですが、身のまわりのことに取り組む際は、子ども本人が「やってみようかな」「やってみたい」と思える気持ちが何より大切です。

無理やりトイレに連れて行って…みたいな感じで進めても、上手くいかないのは簡単に想像できます。

難しさを感じるのは【子どもは生活リズムをコントロールすることが、完全にはできない】という点です。

定着するまでは、親が生活リズムを作ってあげる必要があります。

子どもが親の問いかけに返事ができ、トイレに誘っても「いや!」と言い続けたら、トイレトレーニングを全く進めなくていいのか…?

と思っていたら突然、気が変わったかのように、トイレに行っておしっこをしてみようとすることがあります。

それを「チャンス!」と思い、上手くできたらとにかく褒めましょう。

褒められると、前向きな気持ちになれますよね。

「また自分から行ってみよう」「褒められたいから、また行ってみよう」など、様々な思いが生まれます。

とはいえ、どうすればそもそもトイレに行くきっかけが生まれるのか…?

あくまで僕自身の過去の経験談にはなるのですが、以下に1つの例を書いてみました。

過去の経験談

過去の経験談
我が家で実際に使っていた、トイレマーク

我が子が2歳になったかなってないか…はっきりは覚えていないんですけど、例外なく、なかなかトイレに行ってくれませんでした。

出掛けたときのことです。

トイレのマークってありますよね? 青い男性のシルエット、赤い女性のシルエットのアレです。

あのマークを見たときに「あのマークは…!」みたいなことをつぶやいて、トイレに向かうことがよくありました。

そう、出掛けたときは、よくトイレに行ってくれてたんです。

数回同じ出来事があったので、ひらめきました。

「あのマーク、家に置いてあったらトイレに行ってくれるのでは…?」

答えは、ほぼ正解でした。

毎回行ってくれるワケではなかったのですが、以前に比べるとトイレに向かう回数が格段に増えました。

そうなると、トイレトレーニングが進むのもあっという間で…という具合です。

【我が家の場合】は、あのマークがハマるポイント、きっかけになりました。

では、他にどんなアプローチがあるでしょうか?

・いつも同じ間隔で、トイレに誘う声掛けをしてみる
・トイレに関する絵本を読んで、興味を持ってもらう
・トイレに行くことができたら、好きなシールを貼らせてあげる

などなど、子ども1人ひとりによって、きっかけとなるポイントがきっとあるはずです。

1回で上手くいくこともあるし、もっと時間が掛かる場合もある。

どちらかというと【時間が掛かるモノだ】という認識で臨んだ方が、大人サイドのメンタルも落ち着くのではないでしょうか。

それともう1点。

トイレトレーニングは上手く進んでいたと思ったら、上手くいかない時期が出てくることもあります。

何でだろう…と思わず、迷わず「そんなもんだ」です (笑)

とにかく上手くできたときは、とことん褒めること。

褒められると嬉しいですよね。上手くいくと、大人も嬉しいものです。

『嬉しい気持ち』が共有できるときを目指して、焦らずのんびりいきましょう。