子育て・保育

【保存版】3歳までの子育てで気を付けたこと7つ【男性保育士が解説】

【保存版】3歳までの子育てで気を付けたこと7つ【男性保育士が解説】

保育士歴10年以上、家庭でも子育て中です。

Twitterで、以下の内容を発信しました。

■僕が子育て中に意識したことの一部(3歳まで)

・本人の意思決定を尊重する
・命令、否定を避ける
・できること、できそうなことは助けを求められるまで手を出さない
・就寝時、一緒に1日を振り返る
・自分の生活リズムを整える
・自分の時間を作る

1つずつ、解説しても面白いかもですね (^^)

『子育ては3歳までが大切』なんて言葉も聞いたことがあるかも知れませんが「大切って聞いたことあるし、それは分かるんだけど…具体的にどうしたらいいの?」と感じる人もいるかと思います。

今回は、僕個人が考える「ココさえ押さえておけば大丈夫!」というポイントを7つ紹介します。

ちなみにTwitterでは6つ紹介しています。

追加の1つはボーナストラック的な感じで、読んでいただけたらいいかなと思います。

3歳までの子育てで気を付けたこと7つ

3歳までの子育てで気を付けたこと7つ

実際のところ『7つ』と書きつつも、大切なことって数の問題ではありませんし、これら以外にも当然あります。

何か1つでも使えるモノがあれば、幸いです。

本人の意思決定を尊重する

『意思決定』すなわち、子ども本人が「○○で遊びたい」「△△に行きたい」など、自分の気持ちを表現したり、実行したりすることを指します。

具体例を挙げると以下の感じです。

・パパは買い物に行く
・ママは家で留守番をする

こういった場合に『買い物に付いていく』『家で留守番をする(家で遊ぶ)』を大人が決めるのではなく、子どもが決めるということです。

「買い物に行く? それとも、家にいる?」

大人は休日、その日のスケジュールを立てることもありますよね。

大人と比べると少ないかも知れませんが、子どもにも「今日は○○しようかな」「△△で遊びたい」といった思いがあります。

その思いに気付けず、買い物に強制連行。

このようなことが続いたとすれば「どうせ、やりたいこともできないし…」という思いが重なっていきます。

ただし、どうしても一緒に出掛けないといけないなど、必ずしも子どもの願いが叶えられるとは限りません。もしかしたら、少ないかも知れません。

そのときは、理由も必ず伝えてあげましょう。

今回の記事は、3歳以下のお子さんを指しています。

となると、まだ言葉での表現だったり、コミュニケーションだったりが上手くできないこともあるでしょう。

言葉を喋るだけが『表現』『意思表示』ではありませんし、首を縦に振る・横に振るといった表現方法もありますよね。

『大人の都合に付き合わせている』という思いが頭の片隅にさえあれば、子どもの気持ちに1歩寄り添えていると言っていいでしょう。

命令、否定を避ける

仕事の場面で、上司が部下に命令を下す…ということはよくある光景です。

しかし、それ以外の場面で『命令』されて嬉しいことって多いでしょうか?

『否定』は言うまでもありません。

人間の脳は、そもそも命令されると【反発】する性質を持っているそうです。

親から「宿題しなさい」「部屋を片付けなさい」と言われた経験、ありませんか?

そのときに喜んで取り組んだことはあるでしょうか。

あまりにも『命令されること』が多いと「自分って、信用されてないんだな…」という気持ちが強くなっていきます。

『否定されること』が多いと、自分に対して否定的になり、自己肯定感も下がっていきます。

声をかけるときは【お願い】【促し】に変えてみてはどうでしょうか。

「~しなさい」は「~して欲しいな」「~しようか」などに。

「~してくれると嬉しいな」は、自分の気持ちがこもっているので、押し付ける要素がやわらぎます。

ポイントは【同じ意味なら、相手が受け取りやすい言葉で】

わざわざ『命令語』にしなくても良い場面は、たくさんあります。

できること、できそうなことは助けを求められるまで手を出さない

自分でズボンが履けるのに、大人が全部やってしまう。

こういった光景は、実は子どもが成長する瞬間を奪っているかも知れません。

前提として、子ども自身ができることは、本人にさせてあげましょう。

※もちろん、甘えたい気持ちから「やって」「できない」というときもあるかも知れないので、そのときはスキンシップも兼ねて、やってあげて大丈夫です。

※その他、時間がなくて大人がやらざる得ないときなどもありますね。

ただ明らかに出来そうにないのに、手助けをしてあげないと、やる気や自信を失うこともあるので【見極め】が大切になってきます。

大人が見守るだけで、子どもが成長できることも少なくありません。

今は手助けするべき? それとも見守るべき?

その都度、考えてみましょう。

就寝時、一緒に1日を振り返る

会話が上手になればいいなと思って取り組んだことです。

我が家では、就寝時にお決まりのやりとりがあります。

「今日、楽しかった?」
「何が楽しかった?」
「明日も楽しいといいね」

初めの頃は、何が楽しかったか聞くと直前に読んでいた絵本の名前を言うことがほとんどでした (笑)

それがだんだん、公園で遊んだときのこと、おやつを食べたときのこと…と過去にさかのぼって考えられるようになります。

毎日の会話なので、少しずつおしゃべりも上手になる。

過去のことがさかのぼれる…すなわち、過去の記憶が思い出せる。

ということは、何か『約束事』を決めたときも意識できるということに繋がっていきます。

※『約束』は、ついつい大人都合で使ってしまうこともあるため、使い方には注意が必要です。

就寝時の会話は、何より僕自身も楽しみでしたし、急に普段と言うことが変わったときに子どもの成長を感じられるので、オススメです。

スキンシップをとる

会話をはじめとするコミュニケーションも大切ですが『ふれあう』といったスキンシップも、とても大切になってきます。

スキンシップをとることで、子どもは『安心感』を覚えます。

『安心感』が十分にあると「この人(親)がそばにいてくれるから大丈夫」という気持ちを持つことができ、様々なことにチャレンジすることができるようになります。

※『安全基地』と呼ばれることもあります。

心が満たされているので、情緒も安定しやすくなります。

話は少しそれますが、抱っこし過ぎると抱き癖がつくから良くない…なんて言葉を聞いたことはないでしょうか?

個人的な考えとしては『無駄な抱っこ』さえしなければいいのかなと思います。

『無駄な抱っこ』とは、求められていないのにする抱っこのことを主に指します。

例えば、目的地まで自分の足で歩いて行けるのに、大人が抱っこして連れていくなど。

自分の生活リズムを整える

ここからは、大人自身の話です。

子どもは自分で生活リズムを整えることが難しいです。大人が整えるほか、ありません。

そんな大人自身の生活リズムが乱れていたとしたら…?

朝起きる時間、夜寝る時間、食事をする時間…などなど、これらが不規則だと、これに子どもも一緒に巻き込まれていきます。

※仕事の時間が不規則など、家庭でのサイクルを規則的にすることが難しい場合もあると思います。

「子どもの生活リズムを整えるために、自分の生活リズムをどうしたらいいだろう」と考えるのが大切です。

生活リズムを整えると、まずは自分が健康的。

そして、子どもの生活リズムも自然に整っていきます。

個人的には子どもが夜、寝る時間に基準を置くとイメージしやすいのかなと思います。

自分の時間を作る

独身時代、子どもが生まれる前に比べると、必然的に『自由な時間』は減ります。

そこで、やりたいことができない…と諦めるのか、どうすれば自分の時間を作れるか?と考えるか、です。

例えば、家事の中で効率良くできる方法はないか、実は省いても大丈夫なことはないか、などを考えていきます。

自分のやりたいことが、少しでもやりたいように出来れば心が満たされ、余裕が出来ていきます。

そして、子育て・育児に取り組むときの心の余裕にもつながってきます。

子どもはもちろん大切。

ですが、自分自身も大切にしていきましょう。

スポンサーリンク

大人同士であっても大切なこと

大人同士であっても大切なこと

これらは大人同士、すなわち友達、職場の人などを相手にしたときにも、言えることがいくつかあります。

相手をどうこうするのではなく『自分の行動をどうするか?』に起点を置きます。

「こうなって欲しい」という思いは、一歩間違えるとただの押し付けに。

バランスをとるのは難しいかも知れませんが『尊重』の文字を、常に頭に置いておきましょう。

子どももだけど『自分自身』も大切に

子どももだけど『自分自身』に大切に

むしろ、ここが一番大切かも知れません。

自分の心が満たされていないのに、子どもをはじめ、他人に何かを与えることは難しいです。

自分にとっての人生も、1度しかありません。

子どもも大切に、自分も大切に…一見、欲張りに見えるかも知れません。

『どこまで効率よく、欲張れるか』という考え方も、あって良いと思います。

もちろん、冷静に取捨選択しないといけないこともありますが『自分自身』を大切にすることを、子どもを大切にすることと同じくらい、秘めておいて良いと考えています。