子育て・保育

『させる』ではなく『したくなる』関わりを【トイレ・片付け・着替え・睡眠など】

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『させる』ではなく『したくなる』関わりを【トイレ・片付け・着替え・睡眠など】

子育てや保育をしていく中で「こんなことが、できるようにしてあげたい…!」という思いを抱くことは少なくないでしょう。

でも、ふと立ち止まって考えてみます。

それって【子どもにとって】本当に【できるようになりたいこと】でしょうか…?

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『させる』ではなく『したくなる』関わりを【トイレ・片付け・着替え・睡眠など】

『させる』ではなく『したくなる』関わりを【トイレ・片付け・着替え・睡眠など】

「おもちゃを片付けて」「早く着替えて」といった言葉。

子育てや保育を経験したことがある人なら、1度は使ったことのある言葉ではないでしょうか?

片付けや着替え、他にも色々ありますが、それぞれ出来るようになる年齢の『目安』というのが必ず存在します。

ただ今回は、そういったことではなく『気持ち』『メンタル』の話です。

子育てであれば、毎日の掃除、洗濯、食事…日々時間に追われていく中で、急かさないと間に合わない!ということもあるかと思います。

そんなときは、時間に余裕があるとき、心に余裕があるときから始めたらいいのかなと考えています。

キーワードは『興味を示したときがチャンス!』です。

『興味』を持ててからがスタート

『興味』を持ててからがスタート

自分で「やりたいな」「やってみようかな」と思って、取り組み始めるのが何より大切です。

↑こういう思いがある = やる気がある

やっぱり、やる気が出ないことには物事はスムーズに進みにくいこともあるでしょう。

でも、大人にとっても「これができるようになって欲しい」「こんなことが、できるようにしてあげたい」という思いがありますよね?

子どもの思いも、大人の思いも大切にしていきたいところです。

ここはバランスの取り方によりますね。

いつもいつも、時間や心に余裕があるワケではないので、まずはそういった時間を確保する工夫から始めてみるのが近道かも知れません。

僕も保護者の方と、似たような話をするときは「できるときからで良いので」と必ずお伝えしています。

できるときはできるし、できないときはできない。

そう割り切りながらも、取り組めるチャンスも伺っていくバランスの取り方が重要です。

しかし、待てど待てど興味を持ってくれそうにない…そんなこともあります。

そんなときは『興味が持てるような声掛け』『興味を示しやすそうな環境作り』をしてみるのも、1つの手でしょう。

声掛けでいえば「一緒にやってみよう」とか、環境であればシンプルに興味を持って欲しいモノを置いてみるとか、ですね。

大人も子どもも、根っこの部分は同じ

大人も子どもも、根っこの部分は同じ

知人からオススメのドラマ、アニメ、音楽、本…すすめられたこと、ありませんか?

それって、全部最初から興味が持てましたか?

「面白そう!」と思ってから、初めて見たり聞いたりし始めたんじゃないでしょうか。

そう考えると、大人も子どもも根っこの部分は同じなような気がします。

大人も『興味が持ててから』がスタート。

『強制』したり『無理強い』したりというのは、あまり良い結果が期待できないのが明らかですね。

まとめ

まとめ

今回の話をまとめてみます。

  • まずは【時間】と【心】に余裕が持てる状態・状況を作る
  • 興味を示したら、スタートしやすい

まとめようと思ったら、そんなにまとめることがありませんでした (笑)

でも、この2つを押さえておくだけでも十分だと思います。